劣等遊民

千の旬に会うために。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

母の半生

今日は母の誕生日。 ふだん母の人生に対して思いを馳せることがないため、いま感じることを記しておく。 母は5人きょうだいの長女で、祖父母にとって最初の子どもとして生まれた。母が語るところによれば祖父母も曾祖父母も厳格で、めったに遊ぶことはなかっ…

膿をひり出せ

7月上旬の豪雨の際、歩いていると靴の中に大量の雨水が入った。それから足指裏の水ぶくれがひどく、痒み痛みで夜も満足に眠れなかった。 処置方法を案じていたが、自分で破ることにした。針で膨らみの中心を刺す。すると透明の液が滲みだす。すかさず綺麗な…

野蛮な紳士、支離滅裂に斬捨御免。

酒を浴びるように飲んだとき、不覚に陥ることがある。今になってだいぶ減ったが、学生時代はひどいものだった。ある時、朝一で飲んだ勢いで授業を受けた。その日の喋りは自分でも驚くほどに滑らかで、教授からも「君に限っては、毎回酒を飲んで来たほうがい…

自◯行為

前回の更新から3ヶ月経った。日数に換算すると91日。この間僕は何していたのか。 怒涛のような期間であって、何もしていない日々だった。 相当なことが起こったはずだが、文脈をつかみ損ね、適切な語彙を選び取ることもできないままに日々は流れた。当事者意…