劣等遊民

千の旬に会うために。

自◯行為

 前回の更新から3ヶ月経った。日数に換算すると91日。この間僕は何していたのか。

 怒涛のような期間であって、何もしていない日々だった。
 相当なことが起こったはずだが、文脈をつかみ損ね、適切な語彙を選び取ることもできないままに日々は流れた。当事者意識も俯瞰の視点も持てなかったので、断片的な記憶が散るにまかせている。
 そんな期間を〈跳び越えて〉僕はいまここに存在している。たまたまだ。偶発的で、何の必然性もない。生きているということ自体が、不思議で尊い事実ではある。

 
 僕の書くことは自◯行為である。表現欲求だけ猛々しく、方法論はあまりに貧弱。自己満足に浸る輩は世界から置いていかれ、ようやく気付いて叫んでみても後の祭り。こうしてさらに殻にこもって、表現世界はますます妖しく痩せ細っていく。
 痩せた土地を耕しなおす。結構な労力やろうて。でも腹回りだけは痩せたいよ。